進化し続けるペットの食事

世界でも最高水準の高齢化社会に突入した日本では、ペットの寿命もどんどん延びている。数十年前は7歳ともなれば明らかに高齢犬であり、10歳を超えても元気な犬は非常に少なかったものだが、今や12、3歳で生き生きと過ごしている大型犬も珍しくない。これには、ワクチンなどの感染症の改善など様々な要因が考えられる。なかでも食事の影響は大きいだろう。


一昔前の犬猫のご飯といえば、それこそ残り物(ご飯にお味噌汁をかけたものなど)であった。しかし、牛豚など畜産向けの飼料が米国などからどんどん輸入され、そのほとんどが海外産となったところで、今度はペットへの売り込みが始まった。その結果、ペット用品売り場をのぞくとフードの種類の多さに度肝を抜かれるような時代となった。

基本は幼齢期、青年期、高齢期などの年齢に応じた栄養配分を考えたフードであるが、犬種別や肥満対策用の低カロリーのもの、アレルギー対応として主原料を変えたものなど、あの手、この手の商品が並んでいる。

これだけバラエティーに富んだ商品が出てくる背景には、飼い主がペットの食事にお金を掛けるようになったことのほかに、犬猫が必要とする栄養素についての研究が行われてきたからである。

動物の栄養学といえば、家畜を対象としたものばかりで、どうしたら肉質がよくなるか、乳量が増えるかを目的とした研究ばかりの時代を経て、犬猫が家族の一員とみなされるようになると、ペット向けの研究が重ねられ、それぞれにふさわしいフードが出回るようになった。おかげで、彼らの被毛は潤い、若々しさを保ったまま年を重ね、寿命も延びているのである。


今注目されているのは、手作り食である。自分で作れば、吟味した材料で、保存料など無添加のものを与えることが可能となる。しかし手作り食を試みる場合には、その動物が1日に必要とする栄養素とそのバランス、カロリー等々、学ばなければならないことは多い。食塩の量などをかなり制限した上で、嗜好性も高める工夫も必要と、多大な労力が求められる。生半可な覚悟でできるものではない。中途半端な知識で勝手に手作り食に挑むと、かえってペットの健康を損なうこともあると思った方がよい。

そして時代はさらに先に進んでいる。犬専用のパン屋や総菜屋、ケーキ屋などが散見されるようになったのだ。日本のペットたちは、どこに向かっているのだろか?


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by BOUNCE-BONNIE | 2014-03-05 21:43 | Article | Comments(0)  

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